御堂筋税理士法人主催
【4Wcollege「働き続けるマインドを手に入れる講座」】の第2回目のプログラム「「サスティナブルワークスタイル」では、以下を伝えました。
1,自分の才能を知る
2,才能と強みの違い
3,強みを価値に変えるには
この3つの学びのアップデートと、キャリアプランのワークを行いました。
1.自分の才能を知る
自分の才能を知る手順は、以下の1)から4)で行います。
1)「キャリア」の棚卸
厚生労働省のジョブカード「 職務経歴シート(様式2)」において、雇用形態、職務内容、職務中に学んだこと、得られた知識や技能を記入し、キャリアの棚卸しにも活用できます。今回の4wcollege「キャリア」の棚卸では、プラスαで「強みに変える」シートを使いました。
*プラスα―は、「人に役立つ形に変える事」を記載します。
2)「スキル」の確認
知識:能力:スキルの違いを確認せよ
知識:学習や経験を通じて得た情報や概念を「知っている・理解している」状態のことを指す際に用いる言葉
能力:生まれつき持っている才能や力を意味する言葉
スキル:訓練や学習によって培われた高度な能力のことを指し、努力して技術や知識を磨けば、伸ばすことができる能力です。
仕事をする上では、一人一人の生産性を上げることで、組織力の向上を図れます。そのためにも、社会で活躍できる人材としてスキルを高めましょう。
3)「才能」を⾃覚する
才能は自分でも当たり前にやっているので、無意識を意識化してみると意外に沢山あるものです。これは頭の中にあるものを言語化する作業で探すことができるので、以下の作業をしてみましょう
- 他者からのフィードバックを求める
- 体験(キャリア)を振り返り書き出す
- 自然にやってしまう行動を書き出す
- 没頭できることを書き出す
4)ライフラインチャート「⾃分史」を書いてみよう
ライフラインチャートは、これまでの人生の浮き沈みをグラフ化した表です。
経験の棚卸しをしてスキルを再認識するうえで、ライフラインチャートを書くと、
・過去の経験から今につながる経緯がみれる
・自己理解が進み、今後のライフ&キャリア設計の方向が見える
というメリットがあります。
ライフチャートの作り方は比較的簡単なので、ぜひ記載していましょう。
厚生労働省のマイジョブ・カードも活用いただけます。
https://www.job-card.mhlw.go.jp/
2.才能と強みの違い
能力は、生まれつき持っている才能や、力のこと。
言い換えると、自分が自然と出来ること。
強みは、【才能】に加えて【知識】と【スキル】が必要です。
3.強みを価値に変えるには
自身のスキル、マインド、を強みに変え、必要な方届いて価値にかわります。
皆さんにとって、必要な方は誰ですか?
お客様、お取引先、上司など、相手に役立つ〇〇を持っているかどうか。
〇〇については、今までの経験したスキルを書き上げ、それを
「人に教えて上げれること」
「人に役立つこと」
として表現を変えると、自分の強みが価値に変わります。
- 誰に
- 何を
- どういう方法で
どのようにとどけるか、書いてみましょう!
ご参考
スティーブジョブズが「点と点は、後からでしかつなげない」と伝説のスピーチで語ったことはご存じでしょうか。すべての経験は無駄にならないということも伝えています。
私もこのスピーチに感動を覚えました。
スティーブ・ジョブズ
2005年6月12日。米スタンフォード大学の学位授与式
でYouTube動画をご覧いただけます。