
御堂筋税理士法人主催の「4W College」では、
“女性が自分らしく働き続けるための力”を育むことを目的に、マインド醸成講座3回✕スキル講座3回、合計6回シリーズで開催しています。
マインド醸成、最終回となる第3回のテーマは、
「会社と自分のベクトルを合わせる」。
理念を理解し、自分の生き方や働き方の軸を見つめ直しながら、これからのキャリアを描く時間となりました。
講座の前半では、「会社が理念を掲げる理由」について考えました。
経営理念・ビジョン・バリュー・クレドの4つの階層を整理し、それぞれが企業と個人をつなぐ“軸”であることを学びました。
理念は、
🌳 根っこ:成長してもぶれない軸をつくる
⭐ 北極星:進むべき方向を示す
🪞 鏡:判断や行動を映し出す基準になる
理念を理解することで、自分の仕事の意味が明確になり、
“何のために働くのか”という問いへの答えが見えてきます。
理念を知ることは、単なる知識ではなく、日々の選択や行動の無駄を減らし、価値ある働き方へ導く第一歩。
「理念を知ることで、仕事への向き合い方が変わった」
「自分の行動が会社の目指す方向とつながっていることに気づいた」
参加者からはそんな声も聞かれました。

次のテーマは「人生100年時代」。
AIやデジタル技術の進化により、仕事の形や価値観は日々変化しています。
いま求められるのは、「何を学ぶか」よりも「なぜ学ぶのか」。
変化に強い人とは、常に自分の軸を持ちながら学び続ける人です。
参加者同士の対話では、
「AIの進化で変わる時代に、どう自分を活かせるか」
「仕事と人生を両輪で考えることの大切さ」
「自分の成長を会社にどう還元するか」
といった意見が交わされ、“働く意味を再定義する時間”となりました。
また、ライフとワークの好循環という視点にも注目。
私生活の充実が仕事の質を高め、仕事の成長が人生を豊かにする。
「どちらかを犠牲にするのではなく、両方を育てる働き方を目指したい」
そんな想いが参加者の中に芽生えていました。
講座の後半では、参加者一人ひとりが未来予想図ワークシートに取り組みました。
理想のライフスタイル、なりたい自分像、そしてこれからの行動計画を言葉にしていく時間です。
ワークでは、
理想のライフスタイルに必要な年間予算の試算
自分の強みや無意識のパターンを見つける質問ワーク
人生を時系列で振り返る「自分史」
理想と現実のギャップを整理し、行動プランに落とし込む
といったステップを通じて、自分の人生と真剣に向き合っていただきます。
「書くことで、自分の願いが“現実味”を帯びてきた」
「理想と現実のギャップが見え、やるべきことが明確になった」
「未来に向けた覚悟が生まれた」
参加者の声
経験を重ねた今だからこそできることがある。
これまでの経験は、未来を形づくる財産。
自分の強みと会社の方向性を重ねながら、未来を切り拓く決意を胸に講座を締めくくりました。
🌸まとめ
第1回から第3回までを通じて、参加者の皆さんは“自分の価値を知り”、“理念とつながり”、“未来を描く”ステップを歩んできました。
最終回のワークでは、自分の未来を主体的に、前向きに進めていく覚悟を持って講座を終えたのが印象的でした。
4W Collegeは、これからも女性が“自分らしく、しなやかに働き続ける”ための場として、学びとつながりを広げていきます。
