
1月17日、「熊本能楽鑑賞食事会」を開催しました。
なぜ今、熊本で「能楽」なのか。
それは、熊本の魅力が「過去から今へ」、そして「未来へ」と確かに受け継がれていることを、文化を通して実感してほしい――そんな思いからでした。
文化を起点に考える、これからの熊本
当日はまず、トークセッションからスタート。
世界文化遺産である能楽をテーマに、今回は以下の二つの演目を鑑賞しました。
- 新作狂言『熊本三獣士』
加藤清正公の功績と、熊本の土木遺産を題材にした作品
(作:やまかわさとみさん) - 古典能『高砂』
阿蘇神社の宮司が登場し、熊本と兵庫県・高砂市とのご縁を描く演目
この二つの演目を通して強く感じたのは、
熊本にはすでに、世界に誇れる「地域活性の武器」があるということです。
『熊本三獣士』は、清正公が築いた国づくりの精神を、物語として“今”に立ち上げる作品。
そして『高砂』は、阿蘇神社と兵庫・高砂を結ぶ、時代も地域も超えたご縁を伝えてくれました。

新しさと、積み重ねてきた文化をどうつなぐか
熊本は現在、半導体をはじめとした新しい産業で大きな注目を集めています。
だからこそ私は、「新しさ」だけでなく、これまで積み重ねてきた文化をどう未来につなげていくかが、とても大切だと感じています。
歴史、文化、物語、そして人。
それらが重なり合うところにこそ、熊本らしい地域創生があるのではないでしょうか。
今回の食事会は、
「能楽を知っている人のため」ではなく、
**「これからの熊本を考える人たちが、文化を起点に語り合う場」**として企画しました。
参加者の声と、感謝
今回は多くの経営者の皆さまにもご参加いただき、
能楽を初めて間近でご覧になった方からは、
- 「本当に素晴らしかった」
- 「熊本の人にこそ知ってほしい」
- 「ぜひ次につなげたい」
といった声をたくさんいただきました。
これほど近い距離で鑑賞できたのは、
日頃からご協力いただいている寺澤様、久田様をはじめ、皆さまのお力添えがあってこそです。心より感謝申し上げます。
また、郷土料理「青柳」さんの本丸御膳とともに、
熊本の「過去・現在・未来」を味わう時間となっていれば嬉しく思います。
これからに向けて
熊本には、誇れる文化があります。
それを語り、体験し、次の世代へと手渡していくこと。
これからも私は、
そんな小さなきっかけづくりを、丁寧に続けていきたいと思います。
